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タジキスタン共和国ラフモン大統領の名誉博士称号授与式及び特別講演会を開催

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10月4日,東京キャンパスにおいて,タジキスタン共和国のエモマリ・ラフモン大統領の名誉博士称号授与式及び特別講演会を開催しました。

ラフモン大統領の訪日は1994年の大統領就任から4回目となりますが,政府間協議等,多忙を極める滞在スケジュールの中,本学の若い学生たちとの交流促進のために本学に立ち寄られました。

講演に先立ち,永田恭介学長は,2007年にタジキスタン共和国科学アカデミー及びロシア・タジク・スラブ大学との本格的な交流を開始して以来,2014年10月に同大学長をお招きして「タジキスタン・日本学生フォーラム2014」を開催したこと,2015年10月に日本の教育・学術界の代表として安倍晋三首相のタジキスタン共和国への公式訪問に同行した際にタジキスタン国立言語大学との学術交流協定が締結されたこと等,同国との学術交流が活発化していることについて紹介しました。

次に,永田学長からラフモン大統領に対して名誉博士号の学位授与を行いました。

続いて,ラフモン大統領は,ご講演の中で,1991年9月のタジキスタン共和国の独立宣言後,社会的基盤の整備と平和構築に至るまでの様々な困難な課題を克服してきたことについての説明とともに,20年前に国連タジキスタン監視団のPKO活動中に犠牲になられた故秋野豊先生(本学元助教授)のタジキスタンへの貢献にふれられ,国際社会の一員として数多くの国々と友好的な外交関係を構築してきた中,特に独立当初からタジキスタンそして中央アジアが抱える地域課題の解決に向けて果たしてきた日本の役割等について高く評価されました。

結びに,本学に対する感謝の念と今後の交流拡大への期待を述べられました。

筑波大学は,今後も日本の大切な友好国であるタジキスタン共和国の方々と協力し,学術交流をさらに発展させていきます。

(永田学長よりラフモン大統領に名誉博士号を授与)

(特別講演会の様子)


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