筑波大学では,日本の文化・社会を理解し,日本マインドを持った留学生の育成を目的とし,日本国内での就職,または母国等における日本関連企業への就職を希望する留学生のために「Japan-Expert(学士)プログラム」を開設しました。
本プログラムは,本学の文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業の一環として計画されたもので,4つのコース(アグロノミスト養成コース,ヘルスケアコース,日本芸術コース,日本語教師養成コース)を開設します。各コースでは,日本に興味・関心を有する留学生が,1.高度な日本語能力,2.日本の文化や社会の深い理解,3.農業,ヘルスケア,日本芸術,日本語教育のいずれかの専門性を身に付けるためのカリキュラムを用意し,日本語を駆使して各専門分野における問題の発見・解決に取り組む人材を育成します。
本プログラムでは,出願時における日本語能力の要件を緩和することにより,これまで日本語能力不足で受験できなかった学生にも受験の機会を広げ,入学後に半年間の日本語教育を集中的に行います。将来的に母国と日本の橋渡し的な役割を果たし得る人材の志願を期待します。
2016年度Japan-Expert(学士)プログラム学生募集要項を公表しました。Japan-Expert(学士)プログラムについて詳しく知りたい方は,Japan-Expert(学士)プログラムWebサイトからご覧いただけます。