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筑波大学附属病院「心のケアチーム」DPATを熊本に派遣

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今回派遣されるDPATチーム(後列)今回の派遣について語る根本医師と病院幹部(前列)

今回派遣されるDPATチーム(後列)今回の派遣について語る根本医師と病院幹部(前列)

 筑波大学附属病院は,茨城県橋本昌知事の要請により,熊本地震において被害にあわれた方々の心のケアを行うことを目的に,DPAT(災害派遣精神医療チーム)を4月26日(火)~5月2日(月)まで派遣することを決定いたしました。今回派遣されるのは,当院の精神診療グループに所属する根本清貴医師の他,梶山陽子看護師長,江湖山さおり精神保健福祉士,業務調整員として赤博和星臨床工学技士,五月女康作診療放射線技師で構成される5名で,熊本県内の避難所等でケアに当たる予定です。

 派遣に先立ち行われた壮行会において,松村明病院長から,「DPATは現在13隊が活動中ということだが,長期化する避難生活などにより被災者や現地で活動されている人々の心のケアへのニーズは高いものと想定される。けがに十分留意し任務を果たしていただきたい」と激励の言葉が述べられました。また,チームのリーダーとして活動を行う根本医師は,「常総市での活動経験を生かし,熊本の人々の力になれるよう活動を行っていきたい。また,避難生活の長期化に伴い,支援者の心も疲弊している可能性がある。被災者のみならず,支援者にも目を配りながら活動を行っていきたい。また,震災はいつどこで起きてもおかしくないことから,今回の活動で得た情報を今後の活動にフィードバックできるように頑張っていきたい」と語りました。

 被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに,今後も筑波大学附属病院はDPATの活動を通じ,被災者の精神的なサポートを積極的に行ってまいります。

今回の派遣について語る根本医師

今回の派遣について語る根本医師


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