3月28日,文部科学省より平成26年度採択「大学の世界展開力強化事業(ロシア)」の中間評価結果が公表され,本学の実施する「ロシア語圏諸国を対象とした産業界で活躍できるマルチリンガル人材育成プログラム(Ge-NIS)」が,最高評価の「S」(優れた取組状況であり,事業目的の達成が見込まれる)を獲得しました。
同プログラムは,「日本とロシア語圏諸国で自在に活躍できる実務型グローバル人材の育成」を目指しており,1.インターンシップや海外研修を組み込んだ交換留学プログラム,2.本学及びロシアの協定大学の附属病院にて短期間の実習を行う「医療実務研修」,3.ロシア語圏の日本語教員と日本語専攻の学生を対象とした「日本語・日本文化研修」を中心に据えた教育プログラムを展開しています。
中間評価コメントにおいては,「交流学生数について,派遣・受入ともに目標を大幅に上回る実績を上げており,双方向の交流が順調に進められている点」,「学生に対する支援と環境整備について,多面的なサポート体制がおおむね整備されている点」が特に評価されました。
今後も同プログラムによる日露双方向の教育交流がさらに活発に行われることが期待されています。