3月26日,下田臨海実験センターのある下田に寄港した科学探査船タラ号の一般公開と講演会を開催しました。フランス共和国のタラ財団が保有するタラ号が,気候変動に直面するサンゴ礁の生物多様性を調査する国際プロジェクトの一環として日本に回航しました。筑波大学は同プロジェクトのパートナーとして,下田臨海実験センターを中心に調査に協力しています。
26日は雨模様の寒い天候でしたが,学校生徒及び保護者の方々がタラ号に乗船し,タラ号の性能,航海の目的などの説明を受けました。また,港に隣接する「開国下田みなと」ではタラ号プロジェクトと下田臨海実験センターの活動紹介の展示も行われたほか,午後2時からは特別講演会「海は命の源」が開かれました。
タラ号は悪天候の回復を待って,下田臨海実験センターの調査船つくばⅡ号とともに,28日早朝,伊豆七島式根島での調査のために出航しました。