筑波大学と国際基督教大学の大学間連携に係る調印式が,平成28年4月6日(水)11時から本学の東京キャンパス3階会議室において執り行われました。
調印式には,本学から永田恭介学長,伊藤眞副学長(教育担当),ベントン キャロライン ファーン副学長(国際担当),佐藤稔晃教育推進部長,国際基督教大学(以下「ICU」)から日比谷潤子学長,森本あんり学務副学長,溝口剛教授,円谷恵大学事務局長が出席しました。
調印式では,伊藤副学長から両大学の連携に関する概要説明があり,引き続いて,永田学長から,「有数なリベラル・アーツ教育を実施しているICUと協定を結ぶことができたことをうれしく思う。また,国立大学と私立大学の壁をなくすといったパラダイムシフトが,有能な学生を育てることにつながれば,筑波大学としては大きな喜びとなる。」旨の挨拶がありました。続いて,日比谷ICU学長から,「ICUでカバーし切れない医学医療系,スポーツ科学系,芸術系などの卒業研究を筑波大学において指導してもらえることは,発展的に研究したい学生にとって大きなメリットとなる。また,筑波大学は多くの協定校持っているので,そういった資源が活用できれば学生の選択肢が増えることになり,非常にありがたい。」といった挨拶がありました。
今回の連携協定は,スーパーグローバル大学創成事業で進めている海外大学との連携であるCampus-in-Campus(CiC)の国内版として,Campus-with-Campus(CwC)と位置づけられ,今後,両大学のキャンパス機能を共有化し,教育研究のトランスボーダー化を図ることとしています。
本調印式には,多数のメディア関係者(新聞社,教育情報誌等)が出席し,連携のメリット,今後の具体的な連携方策等についての質疑応答がありました。