8月2日,佐賀市役所において佐賀市・佐賀大学・筑波大学との間で「佐賀市における藻類バイオマスの活用に関する開発研究協定書」を締結しました。
本学からは三明康郎副学長,佐賀市からは秀島敏行市長,佐賀大学から宮崎耕治学長が出席し,三者による藻類バイオマスの特性を活かした佐賀地域の発展及び産業の創生に資するための開発研究に関し連携及び協力することを確認しました。
佐賀市は平成26年11月にバイオマス産業都市の選定を受け,藻類産業の集積を柱と位置付けています。しかしながら藻類に関しては未知の部分も多く,産業化のためには技術的な下支えが必要であることから,今回の開発研究協定を締結したものです。
協定書調印式の後,「国産資源と産業の創出をめざして」と題したシンポジウムを開催し,本学の門脇和男藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター副センター長による同センターの概要説明,渡邉信センター長による基調講演を行いました。
また「大学間連携研究による新産業藻(創)生」と題したパネルディスカッションが行われ,本学の三明副学長,生命環境系(ABES参画教員)吉田昌樹助教が参加し,本学の産学連携の取り組み等の報告を行い,産業推進のため企業の参加を促す体制づくりを早急に行う提案がなされました。